映画「テルマエ・ロマエ」の笑える小ネタを紹介！【オペラ熱唱やケンシロウのネタが面白い】

2023-05-172023-11-25

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映画「テルマエ・ロマエ」の小ネタについて解説します。

この記事で紹介するのは、以下の「４つ」。

レトロな銭湯アイテムや現代日本の最新アイテムのローマでの再現
タイムスリップ時にオペラ熱唱
字幕（テロップ）ネタ
「北斗の拳」のケンシロウネタ

映画「テルマエ・ロマエ」の小ネタ

映画「テルマエ・ロマエ」はコメディ映画なので、クスっと笑えるような小ネタが満載です。

4つの小ネタを紹介します。

レトロな銭湯アイテムや現代日本の最新アイテムのローマでの再現

レトロな銭湯アイテムや現代日本の最新アイテムをルシウスがローマで再現するシーンがいくつかあり、この映画の見どころにもなっています。

ルシウスは、日本へのタイムスリップで以下のようなアイテムと出会い、ローマで再現をしました。

ケロリンの風呂桶
催し物の告知ポスター
フルーツ牛乳
銭湯壁画
家庭用の浴槽とシャワー
シャンプーハット
泡風呂（奴隷）
ウォッシュレット
露天風呂
温泉を利用したバナナ
オンドル小屋（湯治場）
温泉卵

泡風呂などをローマで再現する際には、奴隷たちによる人力であることも笑えます！

タイムスリップ時にオペラ熱唱

タキシードで正装した男性オペラ歌手が、タイムスリップのたびに、いちいちオペラを熱唱するというお約束のネタがあります。

中には、オペラ歌手がリラックスしていたところで、ルシウスがタイムスリップしたため、慌ててタキシードを着て歌い始めるという場面もありました。

オペラを歌っているのは、ラッセル・ワトソンさんです。

ただし演じているのは、全く別の俳優さんだそうです。確かによく見てみると完全に歌っていません。

また同じタイムスリップのシーンでも、真美の父親らの爺さん達の場合は、雑な人形の姿で吸い込まれるシーンとなっているのもポイントです。

ざわプレス

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字幕（テロップ）ネタ

ルシウスがナイル風テルマエを完成させて、ハドリアヌス帝が入浴しているシーンで出てくる字幕が謎で面白いです。

アンティノー（ハドリアヌス帝の生きがいだった青年）の像に対する説明で、「アンティノー」の表示があるのは理解できるのですが、その後、泳いでいるワニに対して「ワニ」と字幕が！笑

もう一つは、ルシウスと真美がローマにタイムスリップして、ケイオニウスとやり取りするシーンで、唐突に「バイリンガル」の表示が出てきます。

このシーンは全員日本人が演じているので、「バイリンガル」も何も日本語で通じるのではないかというツッコミをしたくなります。

地味に笑える小ネタ演出です。

「北斗の拳」のケンシロウネタ

ルシウス演じる阿部寛は、「北斗の拳」のケンシロウにゆかりがあります。

2006年から2008年までの3年間に全5作が制作されたアニメーション、『真救世主伝説北斗の拳』に声優として参加されていました。

テルマエ・ロマエの中でも、ケンシロウに関する小ネタが。

まず、真実（上戸彩）が最初にルシウスを見た時に「ケンシロウ・・・？」とつぶやいています。

また、真実が当初、先生らしき人に見せた漫画は「北斗の拳」の雰囲気にそっくりです。

以上が、「テルマエ・ロマエ」の小ネタの紹介でした。

そんなシーンあったかも！　もう1度見てみたいなぁ…

というあなたへ…！

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総合評価＆あらすじ

２０１２年４月に公開され、古代ローマの浴場設計技師が時代日本の銭湯にタイムスリップするという動地のストーリーで全日本国民の心を動かし、興行収入５９．８億円というまさかの歴史的大ヒットを記録。

第３７回トロント国際映画祭に正式招待され、さらに第３６回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。

ストーリー（イントロダクション）

西暦130年頃の古代ローマ、ハドリアヌス帝時代が舞台。

風呂場の設計職人であるルシウス・モデストゥスは、斬新な建造物が続々登場している世間に対抗して、昔気質の風呂場の建設を提案するものの賛同されず、事務所と仲違いして仕事を失ってしまいます。

失意の彼を慰めるべく、友達のマルクスが彼を公衆浴場に連れていきますが、周りのうるささを我慢できず、ルシウスはお風呂の中に潜ります。そして、浴槽の壁の一部分に妙な排水口を発見し、観察しようとしたところ、そのまま吸い込まれてしまいます。

何とか水面から脱出し顔を出すと、ルシウスは全く知らない形式の風呂場に移動していました。そして、周りにはローマ人とは異なる「平たい顔」の人々が。

「平たい顔族」とは、つまり今の日本人のこと。

お風呂場を通じて、彼は時間移動をしてしまったのです。

それから、彼はたびたび、今の日本と古代ローマの時間移動をしてしまうことになります。
映画『テルマエロマエ』公式サイト