映画「羊たちの沈黙」の小ネタ・トリビアを徹底解説

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サイコホラーの傑作として知られる映画「羊たちの沈黙」

本記事では、その小ネタ・トリビアを紹介します。

今回紹介するのは、下記の6つ

目次

最初は別の俳優にオファーされていたクラリス役・レクター博士役

当初クラリス役ミシェル・ファイファーにオファーがありましたが、題材の強烈さに難色を示し、依頼は断わられたそうです。

その次にオファーがあったのが、ジョディ・フォスターだったのでした。

女性が女性を救う物語であったことから、フォスターは当初から前向きだったそうです。

また、レクター博士役について、監督のジョナサン・デミは、ショーン・コネリーに打診して断られたそうです。

結局、役を引き受けたのが、アンソニー・ホプキンスでしたが、主演級を演じたことはこれまでそれほどなかったようです。

このように、当初は第一候補ではなかったのかもしれませんが、オファーの巡りあわせがあったからこそ、ジョディ・フォスターとホプキンスの演技が光る、名作となったと言えます。

ハンニバル・レクター博士の出演時間はわずか12分

この映画の中で最も印象的なキャラクターであるハンニバル・レクター博士ですが、実は彼の出演時間はわずか12分しかありません。

そんな短い出演時間にも関わらず、彼はアカデミー主演男優賞を受賞しました。

彼の存在感や演技力は圧倒的だったということが言えますね。

ドクロ模様の蛾とダリの「7人の女性の裸のドクロ」

本作で出てくる蛾は、アケロンティア・スティックスという学名で、体の模様が骸骨に見える事から、“死の頭”とも呼ばれていることが明らかになります。

ただし、ポスターやパッケージ等のメインビジュアルでの有名な蛾に描かれているドクロは、サルバドール・ダリが1951年に発表した「7人の女性の裸のドクロ」という作品です。

よく見ると女性が描かれているのがわかりますね。

レクター博士はクラシック音楽好き

レクター博士は、クラシック音楽が好みのようです。

刑務所内で一番厳重に囚われているときに、「バッハのゴルトベルク変奏曲を差し入れろ」と言うくらいです。

カセットテープで差し入れられたこの曲を聴きながら、レクター博士は檻から脱出し、看守を惨殺します。

優雅な音楽と対照的に、残虐に殺害が行われるシーンは見事に恐ろしいものになっています。

警官の磔はフランシス・ベーコンの絵画がモチーフ

レクター博士の脱獄シーンで、磔にされて殺されてしまった警官のボイル。

天使が翼を広げ、羽ばたいているようにも見えます。

映画の中でもショッキングなシーンでありながら、どこか芸術性を感じる演出ではないでしょうか。

監督のインタビューによると、フランシス・ベーコンの絵画からイメージした演出だった言われています。

ロケ地となっていたバッファロー・ビルの家は宿泊可能

クラリスがバッファロー・ビルを追い詰める映画終盤のシーンで登場した一軒家。

なんと現在は宿泊可能な物件となっています。(公式サイトはこちら

公式サイトより

この家はペンシルバニア州にあり、2020年に売却された後、ホラー映画好きのオーナーの所有となったそうで、宿泊のほか、ロケ撮影ガイド付きツアー結婚式などで貸し出し可能とのことです。

以上が、映画「羊たちの沈黙」の小ネタ・トリビアでした。

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見どころ(おすすめポイント)

レクター博士の脱獄シーン

レクター博士が精神病院から脱獄するシーンは見事な演出となっています。

レクター博士は警備員の顔を剥いで自分の顔に被って逃げるという衝撃的な方法を使います。

このシーンは暴力的でグロテスクですが、レクターの知恵と冷静さが感じられますね。

また、このシーンで流れる音楽の不気味で美しいメロディが映画の雰囲気を高めています。

バッファロー・ビルの地下室での追跡シーン

映画終盤でクラリスが、バッファロー・ビルの地下室で追跡されるシーンも見どころです。

このシーンでは、バッファロー・ビルが暗闇で暗視ゴーグルを使ってクラリスを狙いますが、観客はバッファロー・ビルの視点からしか映像を見ることができません。

そのため、観客はクラリスと同じように恐怖と緊張を感じます。

このシーンの撮影や編集の技術も高く評価されています。

みんなの評判は?

映画「羊たちの沈黙」は世間でも話題になりました。

【まとめ】

映画「羊たちの沈黙」の小ネタ・トリビアを紹介しました。

紹介したのは、下記の6つ

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