個人でサイトを売買することに興味はありませんか?
サイト売買に興味がある方であれば、ラッコマーケットのサービスについて聞いたことがあるかもしれません。
私自身購入をしてみましたが、登録などを済ませれば、5秒でサイトを購入できますよ。
この記事では、体験談をもとに、ラッコマーケットの概要やラッコM&Aとの違い、実際の購入手順を紹介させて頂きます。
ラッコマーケットでのサイト購入について
まず、ラッコマーケットについて簡単に説明しておきます。
ラッコマーケットは、ラッコWEBサービスを提供するラッコ株式会社が提供しているサイト売買のサービスです。

ラッコWEBサービスの中ではラッコキーワードが優良なキーワードツールして有名ですね。
サイト売買に関しては、実は2種類のサービスがあります。
- ラッコM&A (サイト売買)
- ラッコマーケット (リアルタイムサイト売買)
2つのサービスの違いについては後述しますが、この記事で説明するラッコマーケットは、「5秒でサイトが買える」と銘打っており、フリマ感覚でのサイト売買を行えるのが特徴です。
このようなスピーディーなサイト売買のサービスは他にはなく、ラッコマーケット独自の特徴だと言えるでしょう。
ただし、この独自の特徴ゆえに気を付けるべき点もあるので、ラッコM&Aとラッコマーケットの比較の中で、紹介していきたいと思います。
ラッコマーケットとラッコM&Aの比較
それぞれの特徴は以下のとおりです。
①ラッコM&Aの特徴
<主な特徴>
- 取り扱い案件:Webサイトのほか、ECサイト、SNSアカウント、YouTubeチャンネル、アプリ等も売買可能
- 取引の規模感:数万円~数百万円レベル
- 手数料:購入者側が負担 ※成約金額の5%(または55,000円の高い方)
- 取引のスピード(査定や契約書作成の自動化)と安心(エスクロー、弁護士相談、本人か確認)を両立
公式サイトによると、ラッコM&Aの実績は、2021以降は掲載数と成約数でNo.1です。(参考:数字で見るラッコM&A)
他社とのサービスとの大きな違いは、取引が最もシステム化されている点だとされていて、その長所によって、取引のスピードと安心の両立ができているようですね。
また、ラッコM&Aは、個人ユーザーの利用が多いようですが、買い手に関しては法人の方が積極的であり、個人よりも多い比率を占めているようです。
個人のブロガーがラッコM&Aのサービスを使うとしたら、自分で育てたサイトを良い条件でスムーズに売却するという使い方がよさそうです。



個人のブロガーが、生活環境などの変化からサイトを手放すときのプラットフォームとして良さそうですね。
②ラッコマーケットの特徴
<主な特徴>
- 取り扱い案件:WordPressで構築されたWebサイト
- 掲載金額制限:1万円~50万円
- 手数料:売却者側が負担 ※成約金額の15%
- ラッコインフラ(「ラッコサーバー」と「ラッコドメイン」の利用)が不可欠
- ドメインやサーバー移転作業が不要で、成約後はリアルタイムでサイトを譲渡
ラッコマーケットは、サイト売買のためのラッコWEBサービスではありますが、ラッコM&Aとはかなり異なるサービスとなっています。
ラッコマーケットは、金額や環境面での制約がある代わりに、ラッコM&Aよりさらに手軽で早い取引ができます。
制約に関しては、「ラッコサーバー」と「ラッコドメイン」の利用が必須です。
つまり、売り手側のサイトは、ラッコサーバーとラッコドメインで構成(ラッコインフラ)されている必要があり、もしも他のサーバーやドメインを使っている場合は、ラッコインフラへの移行を事前に行う必要があります。
買い手は、サーバー・ドメイン契約を受け取る側なので、唯一必要な条件は、ラッコIDユーザーであることのみです。
ラッコIDを登録することで、各種ラッコWEBサービスを利用することができます。
多くのブロガー御用達のキーワードツール:「ラッコキーワード」にもラッコIDが必要です。
ラッコインフラでなければ売買ができませんが、この仕組みにより、成約後はリアルタイムでサイトを譲渡することができます。



実際に、ラッコマーケットで購入したら、すぐにサイトが自分のものになりましたよ。
公式サイトにも書かれているように、本当に「5秒でサイトが買える」ので、あらゆるサイト売買サービスの中でも最も簡単なサイト売買の方法です。
さらに、ラッコマーケットの場合、購入側は手数料が無料です!
個人のブロガーがラッコマーケットのサービスを使うとしたら、お試しで気になるテーマのサイトを安価で購入するのに適していると思います。
ラッコマーケットでサイトを買って育て、育てたサイトを同じように簡単に売却するということも現実的に可能です。
安価なサイト購入が可能ですが、高値で売れないサイトが売買される場になるので、サイトの見極めが必要となります。



ジャンクサイトを買って、手を入れて育てるなり、再度売却するなりというイメージだと思います。
ただ、本当に安価でサイトが手に入るので、勉強がてらお試しで購入するのも全然アリだと思います!(私自身がそうでした)
ラッコM&Aとラッコマーケットの特徴を比較してみると、個人でとりあえずサイトの購入を体験してみたいという方はラッコマーケットが適していることが分かりますね。
ここからは、ラッコマーケットでのサイト購入の流れを実体験に基づいて説明していきます。
ラッコマーケットでのサイト購入手順
特徴の説明にもあったように、ラッコマーケットでのサイト購入は非常に簡単ですが、コツなども含めて、購入手順を説明します。
▼公式サイトを開いて、右上にある新規登録から、まずはラッコID登録を済ませておいてください。
(メールアドレス入力だけで登録は完了します)
まずはサイト売買の動向をチェックしておく
気になるサイトをいきなり買う前に、ラッコマーケットで売りに出されている一覧の動向をチェックしてみましょう。
「気になる」保存のボタンなどもあるので、自分が気になったサイトが後日売れているかどうか、売れ残ったままのサイトはどのようなものがあるか等を確認するとよいと思います。
そして、ラッコマーケットの購入時における大きな特徴になるかと思いますが、売りに出されているサイトはすべてURLが貼られているので、実際のサイトを見に行くことができます。
SEO指標やアクセスデータもみることができますが、特に参考にするべき指標は、オーガニックキーワードになるかと思います。
その他に見た方がよいと感じたのは、更新時期(記事の内容が全体的に古くなっていないか)やWordPressテーマ(有料テーマのサイトを購入し、テーマをそのまま使いたい場合は、自分で買わなければならない。)です。
購入の前に、まずは値下げ交渉を検討
いよいよ購入を検討する段階となってからもポイントがあります。
それが値下げ交渉です。
値下げ交渉の手順を以下お示しします。






値下げ交渉だけであれば、手順はとても簡単ですね。
ただし注意点が2つあります。
注意点にも気を付けながら、値下げ交渉を有効に活用してみてくださいね。
値下げ交渉しない場合のサイト購入手続き
値下げ交渉せずに、気になったサイトを購入する場合は、「購入する(確認画面)」を押すと、次のような画面に移動します。


決済の選択を行い、あとは「利用規約の同意」のチェックさえ行えば、購入が完了します。
購入した後はどうなる?
私の場合は、値下げ交渉をしていたので、「売主により値下げ交渉が承諾されると決済され売買が完了」という状況で、後日値下げ交渉が承諾され、サイトの売買が成立しました。
値下げ交渉しない場合も、上記のとおり「購入する(確認画面)」で手続きを進めれば、サイトの売買は即成立します。
売買が成立すると次のようなメールが順番に届きます。
- 【値下げ交渉承諾】提案価格が承諾されました ※値下げ交渉時のみ
- サーバー契約受け取り完了のお知らせ
- ドメイン受け取り完了のお知らせ
- サイト購入完了のお知らせ
メールの内容を順番にお示しします。








購入した後は、サーバーやドメインの移行が完了した旨のメールが順番に来るだけで、やることは特にありません。
②のサーバー契約受け取り完了のメールに、WordPressの管理画面のURLやパスワードが付与されており、ログインも問題なくできますよ。
まとめ
この記事では、ラッコマーケットを使って、サイト購入を行う流れについて、実体験をもとに紹介しました。
私自身、ブログ初心者でしたが、問題なくスムーズみ購入ができたので、興味がある方はぜひ試してみてください。
関連記事では、今回購入したブログに手を加えて、利益が得られた内容についても紹介するので、そちらもぜひ参考にしてみて下さい。