Amazonアソシエイト審査はハードルが高く、審査に合格できない方もいらっしゃると思います。
審査の条件である、180日以内に3件の適格販売の達成は、結構難しいですよね。
この記事では、Amazonアソシエイト審査に一発合格した私が、noteを使って審査合格を勝ち取る裏技をお伝えします。
はじめに本記事の結論を簡単にお伝えします。
自身のブログと別に、記事が上位表示されやすいnoteで記事を作成することで、3件の適格販売が楽に行えます。
Amazonアソシエイト審査は、1つ目のサイトで審査合格となったら、2サイト目以降は審査が無いので、サイトの追加をするだけです。
詳細な手順を解説するので、審査に苦労している方はぜひ参考にしてみて下さい。
Amazonアソシエイト審査について
Amazonアソシエイトとは、Amazonが提供するアフィリエイト(成果報酬型広告)サービスです。
ブログなどのウェブ媒体で商品を紹介し、ユーザーがリンク経由で商品を購入すると、紹介料を得ることができます。
商品数が膨大で多くのユーザーがいるため、商品紹介をしたい方であればAmazonアソシエイトを利用したいものだと思いますが、審査を通過するのは難しいと言われています。
Amazonアソシエイト審査は、2020年3月以降にハードルが高くなり、アカウント作成から180日以内に少なくとも3つの適格販売が必要となりました。
3件の販売実績ができたら、そこではじめて審査が始まるルールになっています。
審査の内容は後述しますが、それほど難易度が高いものではないので、審査前の3件の販売実績のノルマが問題となります。
noteで合格する裏技
審査前の3件の販売実績のノルマのクリアをする裏技として、noteを使う方法を解説します。
noteについては、ご存じの方も多いと思いますが、文章等のコンテンツを手軽に発信・共有できるプラットフォームのサービスです。
2014年にサービスを開始してから、利用者数は増え続けており、会員数は500万人(2022年4月時点)に達しています。
つまり、noteはプラットフォームとして強い力をもっており、ドメインパワーも高いのです。
高いドメインパワーの力を借りられるので、作成した記事は上位表示されやすくなります。
さらに、note利用者同士で記事を見に来ることもよくあります。
この特性を活かして、3件の販売のノルマをクリアしようというわけです。
noteを活用してAmazonアソシエイト審査に合格することができたら、2サイト目以降は審査が無く、サイトの追加の申請をするだけです。(Amazonアソシエイト「一つのアカウントに複数のURLを登録できますか?」)
noteの活用により、3件の販売のノルマのハードルが下がるとはいえ、審査自体は必要です。
審査の通過条件の代表的なものは以下のようになっています。
審査の通過条件(代表的なもの)
- オリジナリティーのあるサイトであること
- 少なくとも10記事以上投稿されていること
- 直近 (60 日以内 ウェブサイトのコンテンツが更新されていること
(Amazonアソシエイト「申請の審査プロセスについて」
つまり、もともと運用しているブログで作成した記事と内容が重複するのはNGで、かつ10記事以上の投稿が必要となります。
これに関しては、いくつか考えられる方法があります。
①一つは、noteの記事作成は自身の元のブログでは書かないような、収益性が低いような書き物的な内容でよいので、新たにコンテンツを作っていくというものです。
②他には、自身の元のブログの内容をnoteに転記はしつつ、元のブログ側では当面noindex(インデックス登録をブロックする)にすることも考えられます。
私が試したのは①のみなので、後者の場合は十分注意して試してみて下さい。
①に関しては、本業や研修、ニュースなどから見聞きしたことを自分なりにアウトプットする等でよいかと思いますが、個人的には書評がおすすめです。
書評の場合が特に分かりやすいですが、どんな記事でも関連するような「本」のカテゴリーの商品をリンクとして貼ることができます。
記事を増やしていけば、リンクをクリックし、商品購入に至る人もでてきます。
10記事以上の投稿は少し大変ですが、私自身の実感としては、2~3,000字以上書いた記事はそれほどなく、1,000字くらいの記事が大半の状態でも審査は合格できました。
個人的には1記事1,000字以上を目指しておけばよいのではないかと思います。
noteを使ったAmazonアソシエイト審査実践方法
審査手続きの仕方を解説します。
Amazonアソシエイトの登録にも触れますが、説明不要な方は飛ばしてくださいね。
noteの会員登録
note公式サイトより、アカウント登録を行います。
noteの利用者同士で記事を見に来てくれる人も多いので、写真などを含めてプロフィールも最低限は入力しておきましょう。
登録ができたら、あとは10記事の準備をしていくだけです。
noteでは、装飾などのできることが限られているので、Wordpressなどでブログを作成したことがある人であれば、問題なく作成はできるはずです。
Amazonアソシエイトの登録
Amazonアソシエイトの登録がまだの方は、以下のとおりに済ませておいてください。
noteで作成したウェブサイトの追加は、下記の②の箇所で行います。
ログイン又は登録をクリック。既にAmazonのアカウントを持っている方はそのままサインインできます。初めての場合は、氏名や基本情報等を入力してください。(Amazonアソシエイト公式サイト)
上記noteの「自分のクリエイターページの表示」のURLを入力します。
note.com/「自分のID」となっているはずです。
カテゴリー等の選択はあまりこだわらなくてもよいと思いますが、「紹介したい商品」の箇所は、審査されることを前提に文章を考えましょう。
noteでのAmazonの商品リンクの貼り方
商品リンクはnoteの記事に貼り付けるだけで完了します。
実際に紹介したい商品のページを開き、アソシエイトツールバーの「リンク作成」から、リンクを生成。
基本的には「テキストと画像」を選べばよいと思います。
リンクをコピーしておいて、noteの記事内でURLを貼って改行すれば、自動でリンクが出ます。
noteでのAmazonの画像商品リンクは、カード形式で分かりやすく、クリック率も高いですよ。
noteによるAmazon商品の調子がよければ、noteで継続してみてもよいかもしれません。
noteを活用したAmazonアソシエイト審査合格の実記録とポイント解説
実際に私が審査に合格した際の時系列は以下のとおりです。
2019年12月31日・・・noteアカウント登録
2020年5月25日・・・アソシエイトプログラム申請 (この時点で30記事程度投稿)
2020年8月5日・・・一つ目の売り上げ発生
2020年8月8日・・・二つ目の売り上げ発生
2020年8月15日・・・三つ目の売り上げ発生
2020年8月19日・・・申請承認のメールが届く。
申請から売り上げ発生まで少し時間がかかりましたが、以下のようなことを心がけて進めることで、合格に至ったと考えています。
・審査の時点では何でも売れたらよいので、どんな記事でも関連づけやすい「本」のカテゴリを選んでみる。
・セールの時期を狙って、セールに関連するような記事を作成し、タイミングよく投稿する。
・一度書いた記事についても、内容をアップデート、リライトする。
・ツイッターで記事の更新状況を拡散する。
上記のポイントを組み合わせながら試してみて下さい。
まとめ
本記事では、Amazonアソシエイト審査合格のための3件の適格販売の達成を行うために、noteで審査合格を勝ち取る裏技について解説しました。
記事が上位表示されやすいnoteで記事を作成することで、3件の適格販売が楽に行えるはずです。
審査合格のためのポイント解説等も参考にして頂き、Amazonアソシエイト審査の合格を目指してみて下さいね。